大切にしていること
こころ豊かで、しなやかな子どもを育てる
一人ひとりの子どもを大切にする
自然とのふれあいを大事にする
食べることを通して命の大切さを伝える
五感をつかう
友だちと一緒に学ぶ
知恵を出し合って工夫する
あそびもルールも自分たちで考える
子どもたちは自由な環境の中で
好きなことを思う存分やり、
大人は子どもたちの「なぜ」「どうして」の
探究心を助けていきます。
異年齢のなかまと一緒に生活することも特徴です。
小さな子の手助けをしたり
お世話をしてくれる子ども、
年上の子に憧れ、
真似をしていろいろなことに挑戦する子どもなど
まるで昼間のきょうだいのように
一緒に暮らしています。
友だちとの関わりの中で、
時にはけんかになることもあります。
それでも、はじめは大人の力を借りながら、
最後は自分たちで解決できる力を
身につけていきます。
この保育園には英会話の時間もなければ、
体操の先生もいません。
豊かな自然の中で真剣に思いきりあそぶこと、
友だちとの関わり、
絵本や歌の中での言葉との出会いや想像力の育み。
それらが教科の基礎、知的能力、
運動能力の源になることを確信しているからです。
そしてこの毎日の営みこそが生きていくための
大切な力になると考えています。
鮭の西京味噌焼き
絹さや天ぷら
高野豆腐煮
じゃこご飯
味噌汁
果物
これはある日の給食メニューです。
子どもにだからこそ本物の味を
伝えていくことにこだわりをもっています。
食材は厳選し、旬のものを豊富に取り入れ、
国産、添加物の少ないものを選んでいます。
地域で無農薬野菜を作っている農園があります。
そこで収穫される野菜を
できるだけ注文して使っています。
姿・形が不揃いでも香りがよく
新鮮でとても美味しいのです。
また果物も低農薬や無農薬のものを取り入れ、
りんごは皮付きのまま出せるようになりました。
給食室が園舎の真ん中にあるのも特徴です。
子どもたちと接し、
元気な声を聞きながら給食作りをしています。
保育室との連携を大切にしているので、
体調の悪い子のために
ご飯をおかゆに変えることもできる、
まるで家庭の台所のような存在です。
食物アレルギーをもつ子どもも、
他の子どもたちと同じように給食を楽しめるよう、
ていねいに工夫しています。
＊2014年5月、金の星社より発売された「給食がおいしいと評判の保育園・幼稚園〜毎日おかわり!かんたんレシピ」 にあかね保育園の給食が掲載されました。
あかね３園の周りは豊かな自然に恵まれ、
日々の散歩の中で茶畑、小川、雑木林、原っぱ、
時には見晴らしのよい丘や
ひまわり畑まで足をのばすことができます。
子どもたちは虫を捕ったり、木の実を拾ったり、
花を摘んだりとみちくさをしながら
たくさん歩きます。
散歩の途中で野菜や果物をもらったりと
近所の農家の方との交流も楽しんでいます。
所沢にこんな素敵な場所があることを
知らない方もいらっしゃるかもしれません。
トトロの森も近い所沢の自然の中で、
子どもたちはいろいろなことを学び、
想像力を育みながら、たくましく育っています。
四季折々に過ごした場所は、
大人になった時に懐かしく思える
原風景になることでしょう。
木造、平屋建て。
裸足で過ごす子どもたちのために床はひのき材。
天然の紙と天然木チップでできた壁紙。
天井の高いホール。 広いテラスと園庭。
園舎の真ん中にある給食室。
窓がたくさんあり風通しのよい園舎には、
私たちのこだわりがたくさんつまっています。
本物の木の手触り感を大切にしているので
机、椅子、ロッカーも
すべてひのきの無垢材を使用しています。
ここは大きな大きなお家です。
一日の大半をここで暮らす子どもたちが、
楽しく遊べるように、
安心して過ごせるように。
子どもたちにとっての
“もうひとつのお家”
であること。
それが私たちの願いです。
